このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!
災害時、あなたの「頭」を守るために
災害時、特に地震が起きた際には、頭上からの落下物から身を守る必要がありますよね。そんな時に用意しておきたいのが「防災頭巾」や「ヘルメット」です。
今回は、防災頭巾やヘルメットの選び方、さらには防災のプロがオススメする防災キャップについても合わせてご紹介します。

「防災頭巾」か「ヘルメット」か?
「防災頭巾」とは、太平洋戦争末期に用いられた「防空頭巾」を元に作られた、頭部を保護するための簡易的な防具です。布製の長方形の袋に、綿などの緩衝材を入れ、2枚張り合わせて頭からかぶれるようにしたものです。地震等の災害時、さらには火災発生時などにも使えるように難燃性の素材を使うことが多いようです。

この防災頭巾を選ぶ際に気をつけたいポイントがいくつかあります。
1つ目は「サイズ」。小さすぎると頭部を保護しきれませんし、かと言って大きすぎると使った時に視界が狭くなり、避難時に危険を伴います。
2つ目は「防炎性がある」こと。公益財団法人 日本防炎協会が審査し、防炎製品と認定されたものには【防炎製品ラベル】が付いています。この審査では、主に下記の内容がテストされています。
- 燃えにくい素材が使われている
- 洗濯しても燃えにくさが損なわれない
- 衝撃を吸収する
頭部をより安全に保護したい場合には、ヘルメットも検討しましょう。災害時には頭上から瓦礫が落ちてきたり、つまづいて転倒したり、強風で物が飛んでくるリスクもあります。特にお子さまは大人よりも身長が低いので、同じ落下物でも大人より強い衝撃を受けますから、要注意です。
ちなみに、自転車用のヘルメットは「衝突時」に頭部を守る目的で設計されていますが、防災に使われる産業用ヘルメットは、主に落下物による衝撃や転倒時の衝撃に耐えられる設計になっています。つまり自転車用のヘルメットでは、災害時は強度が足りない可能性があるのです。
防災用にヘルメットを用意する場合には、ぜひ専用のヘルメットを選ぶようにしてください。
3秒で使える「防災キャップ」はいかが?
防災頭巾だと、耐衝撃性に不安がある。かと言ってヘルメットを常備しておく場所はない・・・。そんな方にオススメなのが、当社のオンラインストア「上野ナゴラン堂」でも取り扱っている防災キャップ『でるキャップ』です。
『でるキャップ』紹介動画
『でるキャップ』は収納時、幅26センチ、奥行26センチ、高さ4センチと大変コンパクト。本棚や、デスクの引き出しにも収納可能なサイズです。
「イザ!」という時には、この『でるキャップ』を頭に乗せて押し付けると、保護キャップが現れます。頭をガードできたら、あごひもを留めて装着完了。約3秒で頭部を保護することができます。

気になる性能はと言うと、先ほど紹介した日本防炎協会が定める防災頭巾の耐衝撃試験(※)の結果、衝撃緩衝能力は防災頭巾の約5倍。落下物から頭をしっかり守ります。さらに難燃素材を使用しており、火災時の避難にも最適です。
※日本防炎協会の防災頭巾の耐衝撃試験に準拠した試験方法「5キロの鉄の重りを10センチの高さから落下させる」を実施
ポリエチレン製のため、重さはコンパクトタイプで約85グラム、レギュラータイプでも約120グラムと軽量。お子さまから高齢者まで、ラクにかぶれるのも特徴です。
コンパクトで保管場所も取らず、誰でも簡単に使えて頭部を安全に保護できる『でるキャップ』。ご家庭や会社で、人数分揃えておくのがオススメですよ。
上野ナゴラン堂「でるキャップ」
https://item.rakuten.co.jp/uenonagorandou/herumetto02
(参考資料)
Picky’s Life|【プロが選ぶ】防災頭巾おすすめ15選!

防災ニッポン|用意していますか?防災用ヘルメットの選び方

Taica Wellness|「でるキャップ」
https://taica.co.jp/pla/product/derucap/index.html